海外で暮らす前のこと

2006年の結婚後、何の目的もなくただ上へ上へと向かっていくことを良しとする世の中の風潮に疑問を持ちはじめた頃、ちょうど色々なタイミングが重なりました。2人とも仕事を辞めて、マンション、車、社会的地位、自由な身動きを妨げるたくさんのものを手放し東京を後にしました。

世界一周旅行券を手にに1年間、20カ国を放浪した後2007年に帰国。東京へは戻らず不思議なご縁から滋賀で田舎暮らしをスタート。最初はロングスティくらいに思っていたところ、娘を授かりまた大きく生活が変わりました。美味しい野菜、お米、空気、豊かな水、歴史、そして素敵な人が多い滋賀の魅力にとりつかれた私たちは、出産と子育てをこの自然豊かな滋賀することを決めたのち、ずっと住んでみたいたと思っていた古民家を真剣に探しはじめました。その結果、いろいろなご縁から近江商人として財を成した方の建てた40年空家で築150年にもなるお屋敷に出会い、電気、ガス、水道とインフラが何ひとつなかったこの家を改修し2010年年末から住みはじめ、自然の流れに沿った生活を満喫していました。

その古民家をわたしたち夫婦は「Pico Farm」と名付け、夫はNLPをベースにした
「対話塾」と題したセミナーこの古民家で開催し、私はこれまでに学んできたマクロビオティックの考えを取り入れ
地元で取れる野菜を中心とした穀物菜食の心と体に優しいお食事を
セミナー参加者の方々に毎回提供させてもらっていました。 心と食事との関係が大切なことを知ってからいつかやりたいと
思っていたことがちょうど実現したところでした。